【意外と知らない?】足立市場内の物販売場・青果店が年中一般利用可能って知ってましたか?

スポンサーリンク

はじめに

この記事では足立市場内にある物販売り場・青果店(関水青果)が「一般客の利用が年中可能ということと、青果店にどんなものが売っているのか、味はどうなのか?」について記載しています。

私はつい最近まで「足立市場内のお店(食堂を除く)はあだち市場の日以外の一般客利用はできない」と勘違いしていました。

が、ふとした時に「おいしいイチゴが食べたいなぁ」と思いダメ元で足立市場入り口の警備員の方に「青果店は利用できますか?」と聞いたところ、「普通にできるよ」と教えていただいたのがきっかけでした。

スポンサーリンク

そもそも足立市場とは?

足立市場(あだちしじょう)と聞いてピンと来る方が果たしてどのくらいいらっしゃるでしょうか?

市場と言えば?とアンケートを取れば、おそらく大半の方が豊洲(少し前であれば築地)と答えると思います。

ですが、実は足立区千住大橋にも足立市場があるんです。

足立市場は都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場です。松尾芭蕉「奥の細道」の矢立初めで有名な千住大橋のすぐ近く、隅田川と国道4号線(日光街道)に面しており、交通アクセスの良い便利な場所にあります。
その立地を生かし、城北地域の拠点市場として、都内城北地区や千葉北部、埼玉南部などへ水産物を供給しています。
敷地面積は、約4万2千平方メートルと中央卸売市場としては小規模ですが、都民の台所として日々安全な水産物の安定供給に努めております。

東京都中央卸売市場の公式サイトより
東京都中央卸売市場の公式サイトへ



足立市場の公式サイトへ

上記地図の通り、千住大橋駅から徒歩5分弱の位置にあります。

国道4号沿いにあるため物流拠点としては良い立地にあると思います。

スポンサーリンク

「あだち市場の日」とは?

はじめに「私はつい最近まで足立市場内のお店(食堂を除く)はあだち市場の日以外の一般客利用はできないと勘違いしていました。」と書きましたが、「そもそもあだち市場の日って何?」と思われる方も多い方と思います。

「あだち市場の日」とは、普段「買い出し人」と呼ばれる限られた人のみが「仲卸売場」にて鮮魚を買うことができるのですが、仲卸売り場が一般客の方にも解放される日(2ヶ月に一度の第3土曜日)のことです。

普段我々がスーパーで購入している鮮魚は一般的に「市場 -> 買い出し人 -> スーパー」というフローを経ているものが多いと思いますが、あだち市場の日であれば直接市場から買うことができるため、やはり鮮度が全く違います。

私も何度か利用させていただいていますが、一度市場のマグロを食べてしまうとスーパーのマグロに満足することができなくなってしまいます笑

足立市場の公式サイトへ(少し下にスクロールするとあだち市場の日についての説明があります)

普段から一般客利用ができる青果店・物販売り場とは?

足立市場の公式サイトより

仲卸売場とは別に上記のような食品系を売っている売場が足立市場内にあります。

見ていただけると分かる通り、お菓子から青果、食肉、漬物などあります。

また、物販売場棟とは別に青果店もあります。

それが関水青果です。

場所は足立市場の正面入り口から入り駐車場があるエリアにあります。

上記の場所を左折
するとすぐに見えます

今回は、関水青果にて実際に買い物をしてきたので、その様子を具体的に紹介します。

関水青果ではどんなものが売っているのか?

今回利用させていただいた目的は「イチゴか甘いみかんが食べたいなぁ」というものです。

早速お邪魔させていただくと、お店の方に声をかけていただいたため、「甘いみかんはありますか?」とお聞きしました。

すると、非常に丁寧に今の季節のみかんの種類や糖度について説明いただきました。

糖度とブランドの組み合わせで最高のみかんを紹介いただいたのですが、「べらぼうに高いよ!」と言われたので金額を聞くこともできず笑

その代わりに「糖度は同じくらい甘いけど、価格が抑えられているものがあるからそっちを買って行きなよ」と教えていただきました。

(お店の方が「べらぼうに高い」みかんをうちの娘にこっそり一つくれたのはここだけの秘密です^^ こういうところも下町の市場感があってとっても好きです)

ほかにも「紅あかり」というりんごも非常に気になりましたが、高そうだったので触れないことに・・・

その他、野菜も取り扱っているようです。

スポンサーリンク

購入したみかんの味は?

これはもう間違いなく美味しかったです。

糖度がスーパーで売っているものとは比べ物にならなかったです。

とはいえ、価格もそれなりにします。
今回購入したみかんは1kgあたり800円(税抜き)でした。
1kgで9個くらいでしょうか。

前回来店したときにはいちごを購入させていただいたのですが、その時は「1日おいてから食べた方がいいよ」と教えていただいたことから分かるように、スーパーなどに陳列されるものよりも鮮度がいいため、やはり美味しいものはそれなりのお金を払って食べるのはまぁ当たり前かなぁと思います。

【おまけ】あだち市場の日は割高?

私が普段からお世話になっているとある飲食店の大将に聞いたのですが、「あだち市場の日には俺は買わないよ。バイトの人件費だったりが上乗せされて高いからな」とおっしゃっているのを聞いてなるほどなぁと思いました笑

とはいえ、我々一般客には普段購入することができないので、それも込み込みで買っているということで^^;

おわりに

いかがだったでしょうか?

私以外にも「足立市場内の物販売場・青果店での買い物はあだち市場の日以外使えるとは知らなかった!」という方がこの記事を読んで気づいていただければ幸いです。

なお、仲卸売場での鮮魚や魚介の販売は「あだち市場の日」でのみ可能であるため我々一般人は普段利用することはできません。
※2019/2/8訂正:当初上記の表記において「足立市場内の全ての買い物は」という表現をしており、読者の方からご指摘をいただき表現を修正させていただきました。

私も季節の変わり目にいろんな果物が出てくるタイミングでちょいちょい伺おうと思っています。

スポンサーリンク